IPアドレスとPING
実習
1 ネットワークケーブルを一人一本(4m)作成する。
2 二人で一本(4m)クロスケーブル作成する。
3 IPアドレスとMACアドレスを調べる。
4 グループを作り、IPアドレスの設定を行う。
5 ケーブルをハブに繋ぎグループでPINGをかけ返答を確かめる。
目的
IPアドレス MACアドレス PING TTL についてまとめる
実習結果により、ネットワークの構成をより理解する。
自分のIPアドレスを知る。
コマンドプロンプトで ipconfig と入力
すると 192.168.4.18
となった。
グループ内でIPアドレスを設定する。
上鶴 172.16.3.1
上村 172.16.3.2 (自分)
小村 172.16.3.3
佐々木 172.16.3.4
とする。
サブネットマスク 共通部分
255 255 255 0
設定したところでPINGをかけ返答を確かめる。
自分にPINGをかけた場合。
コマンドプロンプトで ping 172.16.3.2 と入力
結果↓
Pinging 172.16.3.2 with 32 bytes of data:
Reply from 172.16.3.2: bytes=32 time<10ms TTL=128
Reply from 172.16.3.2: bytes=32 time<10ms TTL=128
Reply from 172.16.3.2: bytes=32 time<10ms TTL=128
Reply from 172.16.3.2: bytes=32 time<10ms TTL=128
Ping statistics for 172.16.3.2:
Packets: Sent = 4, Received = 4, Lost = 0 (0% loss),
Approximate round trip times in milli-seconds:
Minimum = 0ms, Maximum = 0ms, Average = 0ms
グループ内の一人のIPアドレス 172.16.3.1 にPINGをかけた場合
結果↓
Pinging 172.16.3.1 with 32 bytes of data:
Reply from 172.16.3.1: bytes=32 time<10ms TTL=128
Reply from 172.16.3.1: bytes=32 time<10ms TTL=128
Reply from 172.16.3.1: bytes=32 time<10ms TTL=128
Reply from 172.16.3.1: bytes=32 time<10ms TTL=128
Ping statistics for 172.16.3.1:
Packets: Sent = 4, Received = 4, Lost = 0 (0% loss),
Approximate round trip times in milli-seconds:
Minimum = 0ms, Maximum = 0ms, Average = 0ms
結果、二つとも返答がある。
LOSSが0%であるという事で問題なく接続されているということがわかる。
IP アドレスについて
IPとはInternet Protocolのことで、プロトコルとは約束ごとだと思えばよい
インターネットに接続されている全てのマシンには車両ナンバー同様、IP アドレスが付けられている。
グローバルアドレスは同じIPアドレスは存在しないので世界中でただ1台のコンピュータを特定できる。 TCP/IPネットワーク上通信相手(ホスト)を識別できる。
今回、プライベートIPアドレスが192.168.0.0でプライベートアドレスがクラスCだったが172.16.0.0でクラスBに設定し
範囲は172.16.0.0〜172.31.255.255であった。
サブネットマスクによってわかることはネットワークアドレスとホストアドレスを識別できるということである。32ビットで構成されており8ビットごとにわかれている。
クラスBを二進数であらわすと11111111
11111111 00000000 00000000で分かれ、1の部分がネットワークアドレスで0の部分がホストアドレスであり、10進数に直すと255.255.0.0になる。クラスAでは24ビットがホストアドレスであり、クラスCは8ビットがホストアドレスである。今回はクラスCであった。
PINGについて
pingとは何か
本来はTCP/IPのネットワークを診断するプログラムのことである。
目的となるコンピュータのIPアドレスを入力することで、そこに呼び掛けを送り、返事が返ってくるかどうかでそのコンピュータと問題なく接続されているかどうかを判断することができる。今回の実験では正常に返ってきた。
もしも返ってこなければ、そのコンピュータとの間の接続に問題があるか、そのコンピュータが正常に動作していないということになる。
TTLについて
Time To Live(TTL)生存時間
ネットワークなどで,パケットの生存可能時間を表すための時間のこと。 ネットワーク上に送出されたパケットなどが,ルータの設定ミスなどによってループになってしまったとき, いつまでもネットワーク上に生存せずに,自動的に破棄されるようにするための機能である。
今回の実験ではTTLは128だった。これがルーターを通って0になると通信が破棄される。
自分のMACアドレスを知る。
コマンドプロンプトで、 ipconfig/all と入力
Physical Addressと表示されているのがMACアドレスである。
自分のPhysical Addressは00-03-47-4E-EA-BC だった。
MAC(Media Access Control Address) アドレスについて
MACアドレスとは、ホストのEthernetボードについている6バイトで12桁の固有の物理アドレスである。世界中で同じMACアドレスをもつEthernetボードは存在しない。プロトコルの世界において接続されており、ネットワークに接続されているホストとの通信は、IPアドレスと、このMACアドレスによって行っている。
考察
ケーブル作成について
ストレートケーブル作成したあとをテスターで正常に通信できるか確かめてみたところ、
ランプが二つ点灯しなかった。調べてみると色の配置が逆のところがあった。 この配置を直したら正常に通信された。
このことにより色の配列は通信に関係するということがわかった。
クロスケーブルの片方はストレートケーブルと同じ色の配列なので、そこを変えるだけでストレートケーブルにもクロスケーブルにもなる。
PINGについて
ハブを繋ぎ、実験の結果からもわかるようにグループの人のIPアドレスにPINGしたことにより返答が返ってきた。32バイトのデータを10ms以下で送られている。
LOSSがゼロということから通信が正常に行われたことがわかる。
通信できることによってホストの存在と、通信にかかる時間を確認することができる。
サブネットマスクの利点とは、多くのパソコンを使う時とあまり使わないときによってクラスを分けられることである。使う台数が少ないのに、ホスト部を多く余らせ、ネットワーク部を削るなんてことは無駄であるので、場に応じてネットワーク部とホスト部を使い分けることが大切だ。
今回グループ他のグループ3台と繋ぐ為には3を2進数に直すと2ビット必要なので設定されている255.255.255.0のクラスから2ビット解除して255.255.252.0とサブネットマスクを変更すればよい。
参考文献
IPヘッダ
http://www12.u-page.so-net.ne.jp/qc4/survive/network/ipheader2.htm
MACアドレスの調べ方
http://www-cc.iis.u-tokyo.ac.jp/doc/MAC/
http://ccs.cla.kobe-u.ac.jp/99/kokubo/WWW/kadai.html
IPアドレス MACアドレス
http://www.cc.miyazaki-u.ac.jp/tsuno.html
「pingする」とは何のことでしょうか。
http://www.ippo.ne.jp/qanda/general/words/ping.htm
TTL
http://www2.nsknet.or.jp/~azuma/p/p0075.htm