アプリケーションプロトコル
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アプリケーションプロトコル
DNS ネットでアクセスするときに、ローマ字などを使った名前や、ホスト名からIPアドレスへと自動変換を行ってくれるもの。
ネームサーバ ドメイン名を管理している。ホストやソフトウェアのこと。
ドメインのルートネームサーバは全世界に13個存在していて、DNSによるデータの検索でもっとも重要な役割を持っている。
リゾルバ DNSに問い合わせを行うホストやソフトウェアのこと。
リゾルバはIPアドレスを調べるためにネームサーバに問い合わせる。最低でも一個以上のネームサーバのIPアドレスを知らなければいけない。
ネームサーバやリゾルバは新たに知った情報をしばらくの間キャッシュする機能がある。
WWW(world wide web)の基本概念
1情報へアクセス手段と位置の定義
2情報表現のフォーマットの定義
3情報転送などの操作の定義
URLの主な形
スキーム://ホスト名/絶対パス
スキーム://ホスト名:ポート番号/絶対パス
スキームはhttp ftp gopher など
HTML(Hyper Text Markup Language)
Webページなどでリンクを張ったり、画像、音声も載せることができる。
最近ではXMLを取り込んだXHTMLに発展している。
XMLはWWWにおいてデータをファイルに保存したり、アプリケーション間でやりとりする形式として利用されている。
HTTP(Hyper Text Transfer Protocol)
ポート番号80で利用されておりコネクションの確立が行われる。
電子メール
SMTP メールを送信するプロトコル
POP メールを受信するプロトコル
実習5回をみよ。
IMAP メールを受信するプロトコルであるがPOPと違うところはPOPは管理をクライアント側で行うがIMAPはサーバ側で行う。IMAPを使用するとメールをすべてダウンロードしなくても欲しいものだけ選んでダウンロードすることができる。
これは回線が遅いパソコンなどに役立つ。
TELNET 遠隔ログイン
TCPのコネクションを一つ利用し、通信路を通って、相手のコンピュータにコマンドが文字列として送信され実行されること。
TELNETにはこのようなネットワーク仮想端末の機能とオプションの機能がある。
行モード 改行キーが入力されるごとに1行分のデータをまとめて送る
透過モード 入力された一文字ごとに相手のサーバに送る。
このようなオプションがある。
FTP ファイル転送
異なるコンピュータ間でファイルを転送するときに使われるプロトコルである。
TELNETと同様にログインしてから操作が可能になる。
制御用(ポート番号21番)とデータ転送用(ポート番号20番)の二つのTCPコネクションが利用される。
NFF(Network File System)
ネットワークに接続されたコンピュータ間でハードディスクなどに格納されているファイルを共有するためのプロトコル。ソフト開発など共同作業を行う際に有効。
主にUDPで利用され、ウェルノウンポート番号は決まってない。
ネットワーク管理
SNMPというプロトコルが利用される。これを管理する側をマネージャ(ネットワーク監視端末)といい、管理される側をエージェント(ルータやスイッチ)という。
MIBというデータベースの値を見ることと、新しい値をセットすることができる。
MIBとはSNMPでやりとりされる処理のこと。
MIBがネットワーク機器のインターフェースを監視するパラメータ群から構成されているのに対し、RMON(ネットワークの回線を監視するもの)がある。
LDAP
ディレクトリサービスにアクセスするためのプロトコルである。